※いつか体裁や文言、構成など、諸々修正するつもりです。

 

停車駅案内図の制作方

 

作図

停車駅案内を描くにあたり、ソフトは Adobe Illustrator 他、どのようなソフトを用いて描いても良い。

MS Paint で画像を作成するならば、ググればピクセルを計算してくれるサイトがあるので、各自算出する必要がある。350 dpi で計算する方が良いと思う。

作図の最後に、「(例)この路線図は架空であり、移動等に使えません」なる文言をどこかに読める程度に小さく配すると良い。

描画ソフトを問わない理由として、縦 280 mm * 横 1030 mm になるよう PDF で出力するからである。

もし、複数人で作成し、誰かがまとめ役を担うならば、データが送られてきたときに真っ先にサイズを確認すること。

データを送信する側はサイズを確認してから送信すること。

念のため、PDF 化する前のデータも送るか、いつでも遅れるようにしておくこと。

 

印刷機によっては塗りたし 3 mm が必要な可能性も考えられるが、私(SC-PX3V)は必要なかった。

塗りたしが必要な機種を所有されている方は教えて欲しい。

なお、画像作成の際は、実際に筐体に挟むことを考慮し、上下の端から 20 mm 以内に文字や記号等(背景を除く)を配置しない空間が必要である。

隅まで文字を配すると隠れてしまい、旅客が情報を見ることができなくなる。

 

 

280 mm * 1030 mm で印刷するには、左右 21 mm ずつ、上下 4 mm ずつの空白を開ける必要がある。

SC-PX3V の都合で左右 20 mm ずつ、上下 3 mm ずつは印刷範囲外のため。

なお、隅まで図柄がある場合はこの理由により印刷はできるが残念な仕上がりになる。

 

隅まで図柄がある場合は 288 mm * 1072 mm の用紙で印刷し、裁断する。

裁断工程の都合上、上下(四隅)とも配することが好ましい。

 

むしろ、片方しか無いと、裁断のために 280 mm を採寸しなければならず、工程が 1 つ 増える。

 

紙の用意

画材販売.jp を利用した。

「コートボール紙 53kg」を注文する。 

280 mm * 1030 mm 又は 288 mm * 1072 mm のボード紙は一般に販売されていないため、事前にメールにて問い合わせる必要がある。

私が注文したときは何十枚と多く注文したので、私の要望に対して快く(恐らくではあるが)引き受けてくれた。

停車駅案内図の印刷で使うボード紙は、L判から切り出す都合上、奇数枚や若干枚では難色を示す可能性が考えられる。

実際に数枚だけの注文をしたことが無いので、問い合わせてみるしかない。断られたら諦めるか、購入枚数を増やそう。

無事に購入できるとなったら、専用の項目が表示されるため、そこから注文する。

これについては、メールに購入の仕方が記載されている。

 

印刷

SC-PX3V を用いて印刷した。

1枚当たりの印刷はおおよそ 25 分程度。これに紙の交換などを含めると概ね 30 分 弱になるだろうか。

印刷直後はインクが乾いていないため、触れないように気を付けたい。

また、扇風機やサーキュレーター等で乾燥を促すのもよい。

さらに、直前の印刷は避けた方がよく、乾燥に時間をかけた方がよい。

乾燥したといっても、こすってしまうとインクが掠れ、紙が汚れる。

定着液(フィキサチーフ)の塗布も考えたが、液体の塗布によるインクのにじみを恐れて今回は行わなかった。

しかし、結果が良好なのであれば積極的な塗布を推奨したい。誰か頼んだ。

 

印刷設定

RGB から CMYK に変換される都合上、一部の色は暗く印刷されてしまう。

私の場合は、プリンターの設定から明るくして印刷すると望んだ色に近づいた。

今後印刷があるときはより細かい値を詰めたいと思う。

 

保護

今回はアースダンボールを利用した。

商品コード X0002-1050-300-1 は、300 mm * 1050 mm で裁断してくれる。

私が停車駅案内図を頒布するにあたり、このサイズでオーダーしたのだが、この記録が商品として残ったのである。

なので、皆はメールでのやりとりを必要とせず、これを必要枚数分注文するとよい。

なお、受注生産となるため、納期には余裕を持っておこう。

パックハンドルはシモジマオンラインから購入した。大量に入っていてよい。

 

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