参考


今北産業

・フリーハンドは絶対止めて。マジで。

・車体色は純色を避けて3色以内。企業色は1色がマスト。

・水炭のたわごと。

 

↑これだけ読めばこの下は読まなくても大丈夫です。

着色方法について(保留)

 「『各自で着色し…』って書かれているけれど、MS Paint は不慣れだし… それよりも投げやり過ぎない?」って思われていると思っていますから(被害妄想)、皆さんが少しはまともに色を付けられるように解説します。

 文中に専門用語っぽい言葉が出てきたとき、意味が分からなければ各自で検索してください。それすらできない者に対して解説する気はありません。

 ↑この画像を用いて解説します。

1. MS Paint(ペイント)を開く。画像省略。

 

2. 上記の画像を右クリックして画像を保存して欲しかったのですけれども、Jindoのせいでできませんから対応策が見つかるまでしばらくお待ちください。

 

3. ご自身でどうにか原寸通りコピーできた方は「鉛筆ツールまたはブラシツール」を使わずに色を塗ってください。フリーハンドで行いますと線が曲がって見てくれが悪くなります。だいたいこれが原因。

色について その1

 今は箇条書きですが、いつか長ったらしい文章にしたいです。個人の思想が多分に含まれています。

 

・個人的に勧める方法が「和色」から選ぶことです。目立ちすぎないため違和感を感じません。「襲(かさね)」を気にしますとより良い感じになります。※個人の感想です。

・原色そのままは避けた方が無難。彩度を落とすと落ち着いて良い感じになります。

・同人活動等、印刷物に手を出す予定のある方は、CMYKを気にしておくと時期が来たときに苦労しません。

・色はたくさん用いないこと。車体色を含めて3色以内に留めておくと吉。何色も使うとごちゃごちゃします。これを敢えて使うこともありますが、それができるならばそもそもこの文章を読む必要はないほど知識があるはずです。

 

・だいたいは「色彩学」で検索すると出てくると思います。

色について その2

 そもそも、何色を塗ればいいのかという話。

 好きな色を選ぶのも勿論アリよりのアリです。

 しかし、そこまで色を意識したことが無い… という方は、まずは色そのものに対するイメージを知ることが大切です。

色名 イメージ

JIS安全色における意味又は目的

(JIS Z 9101 及び JIS Z 9103)

情熱、行動力、エネルギー、女性的 など 防火、禁止、停止、高度の危険
橙(黄赤) 活気、暖かい、明るい、元気、親しみ など 危険、船舶・航空の保安施設
安定、安心、生命力、自然、堅実 など  
希望、幸福、知恵、躍動、賑やか など 注意、出場動線
自然、安らぎ、癒し、若々しさ、安全、新鮮 など 安全、避難、衛生、救護、保護、進行
冷静、神秘的、知的、信頼、自由、男性的 など 義務的行動、指示
紫(青紫) 高貴、神秘的、古典的、不思議、上品 など  
桃(赤紫) 可愛い、優しい、甘い、降伏、女性的、優美 など 放射能
高級感、孤高、重厚、格調高い、強さ など 対比色
純粋、神聖、清潔、平和、自由、潔白 など 対比色

 上記の表ではプラスイメージと思われるもののみ掲載しています。また、上記の表以外にも色のイメージがありますが、都合上割愛しています。あとは各自調べること。

 

 一例ですが、餅屋(@mochiya_pepe)氏が制作する京名電鉄の企業色はです。

 本人によりますと、好きである、冠位十二階の最上位であり高貴である、歴史深い等の理由から紫を選んだとの事です。冠位十二階が出てくるあたり素晴らしいセンスがありますね。畜生。

 このように、どのような活動をしたいか、またはどのような架空鉄道にしたいかという観点から色を選ぶのもいいですね。

 架空鉄道界隈を見ていますと、各々好きな色とか、地域に由来する色とか、それなりに理由があってその色を用いているように見受けられます。

 

 企業色は1色にしておくと何かと良さげっぽいです。また、実在鉄道事業者は青が多めですからご参考までにどうぞ。ただし純色は避けてね。

架空鉄道車両のデザイン

 架空鉄道にはオリジナルの車両を走らせて欲しい、という思いが個人的にあります。この考えは無視してもらっても結構です。好きな車両を走らせたい気持ちは分かります。過去作の大和高速鉄道なんて車両を縮めただけですし。

 第三セクターでも地方私鉄でもなければ、そっくりそのままの帯色・車体色を変えただけの車両はあまりないと思われます。近年の車両のように主たる設計は同一であっても、その鉄道事業者に合わせたカスタマイズはされているのですよね。東武70000系とメトロ13000系はほとんど同一仕様ですが、顔が異なりますし。

 上記の理由により、既存車両そのままが架空私鉄に使用されていますと、もう少し頑張って欲しいなあと第三者に対して思っている訳です。ずいぶん身勝手ですよね。せめて、大和高速鉄道のように10m級車両にするといったような、その架鉄独自のエッセンスを加えて欲しいところではあります。

 

 そもそもデザインとは見てくれのことではなく、使う人の立場になって設計することがデザインです。デザインという言葉はそもそもこの国で生まれたものではないということは分かりますよね? design です。外国の言葉です。ググってね。この場でいうデザインは、デザインの中でもインダストリアルデザインですね。

 見てくれが良くたって使う人が使えなければデザインの失敗です。負けです。テプラが貼られまくった最初期のセブンカフェの機械がそうですね。

 

 

 さて、それっぽく見せるために少し頭を使いましょう、というのがこの文章です。ちょっと頭を使って周囲から抜きん出ましょうね。

 

 

 大まかな手順は以下の通り。

1. その架空鉄道車両を走らせる路線の特徴をつかむ

2. どのような車両が欲しいのか

3. 描く

4. 公開する

 

 それでは細かく書いていきます。

 

1. その架空鉄道車両を走らせる路線の特徴をつかむ

 だいたい気にすればいい事柄は以下の通り。これは制作する上での縛りになります。

・駅間隔

・最急曲線

・曲線の多さ

・最急勾配

・勾配の多さ

・旅客数とか動向とか

 …書いてみましたが多くないですか? 私自身が驚きました。

 

1-1. 駅間隔について

 ここでいう駅間隔とは各駅における駅間隔ではなく、その車両が主に用いられる用途に対する駅間隔です。

 これは見た目ではなく、見えない部分である性能に影響してきます。

 特急列車として用いる車両ならば、各駅間の駅間隔が短くても次の停車駅までは数 km 程度は走行するでしょうから、加速性能より中速度域~高速度域の加速力や最高速度が求められます。

 例えば、阪神電車のような駅間隔が短い路線に、新快速として用いられるJRW 223系を走らせます(軌間等は無視する)と、まず間違いなくスジに乗ることができず遅れが発生します。これは、223系は貧弱な電力の中を高速で走行することができるようにするための性能にしているからです。逆に、阪神電車のジェットカーをJRWの新快速で走らせますと最高速度が足りずに遅延します。

 各鉄道事業者は、路線条件に適する性能にして車両を導入しています。

 

1-2. 路線条件

 駅間隔も路線条件に入りますがね、上記にて解説しましたからこちらでは曲線とか勾配とかそのお話です。

 

1-2-1. 勾配

 上記の最後に『路線条件に適する~』とか書いていますが、特に関東圏の私鉄ですと大体性能が一緒ですよねえ。

 この場合は、自社路線・直通先路線ともに走行できるように性能が決められています。

 よくありますのが、最高速度 120 km/h 、起動加速度 3.3 km/h/s といった具合です。これは 33 ‰ だか 35 ‰ だかの上り勾配上において(違うかもしれないので情報を求めます)、故障した先行列車を押し上げることができる性能として各鉄道事業者間で約束事として決められています。

 これを達成するために MT比 を 5M5T とか 6M4T とかにしているのですね。1990年代の車両ですと 4M6T という例がありますが… 近年はあまり用いられません。

 

1-2-2. 曲線

 曲線は少しは見た目に影響してきます。

 

 

2. どのような車両が欲しいのか

・どういった用途で使いたいのか

・求めることは何か

 

2-1. どういった用途で使いたいのか

 その車両は空港へ行くのか、対ラッシュに向けるのか、何役もできるようにするのかそういうことを考えます。

 

2-2. 求めることは何か

 空港へ行く車両ならば旅客扉(側引戸、「がわひきど」と読みます。)は広く、荷物スペースは欲しいですよね。ラッシュ向けの車両ならば扉の数を増やすか、ホームドアがある路線ではドアの数を変え辛いでしょうからドアの幅を広げるのも一つの手です。マルチに用いるならばとにかく汎用性を求められます。辛いです。

 

3. 描く

・頑張る

 

3-1. 登場時期における傾向等

・2017年以降の登場車両は丸みが強い傾向がありますね。(例:東急x020シリーズ、京王5000、小田急5000、都営5500等)

・2003年?以降の車両は前面に非常用貫通扉を設置していることが多いです。JREはそうでもないです。

 

3-2. 描くにあたって

・まぜそれを描いたのか、何もかも理由をつけると深みが増します。実在の鉄道車両には無駄がありません。

・従前の車両から変更する箇所は相応の理由が必要です。遠鉄電車の見た目が変わらないのは変更する理由・変更する必要が無いからです。見た目にこだわるのはオタクだけです。

 

4. 公開する

・お疲れさまでした。

 

 中途半端に書きましたからいつか加筆・修正すると思います。誤字訂正等何かありましたら各種連絡手段を用いて水炭までご連絡ください。

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